【松山市】松山市駅前に「HIGIRI LABO / gallery」がお披露目。老舗「ひぎりやき」が始める新しいものづくりの拠点。

愛媛県

松山市民に親しまれている「ひぎりやき」。その製造・販売を手掛ける澤井本舗が、松山市駅前に新たな場所「HIGIRI LABO / gallery」を立ち上げました。

2026年10月3日、松山市駅前の開発完成イベントに合わせてお披露目された同施設。10月3日、4日でひぎりやきの歴史や市駅前の歴史を紹介する展示が行われたそうです。今後はギャラリーやポップアップ、ワークショップなどの展開も予定されています。長年親しまれてきた松山の味を受け継ぎながら、新たなものづくりへと活動を広げる「HIGIRI LABO」。その背景にも注目です。

ひぎりやきと松山市駅前の歴史を伝える「HIGIRI LABO」

「HIGIRI LABO / gallery」が誕生したのは、湊町にあるひぎりやきの店舗と独立山 善勝寺、別名・お日切りさん、日切地蔵のお寺の間。

2026年10月3日、松山市駅前開発の完成セレモニーに合わせてお披露目され、ひぎりやきの歴史と市駅前の歴史を紹介する展示が行われました。

公式Instagramによると、完成イベントに合わせた展示は2日間にわたって開催されたとのこと。来場者への感謝とともに、松山市駅前が変わっていく過程や、その場所に関わってきた人々への思いもつづられています。駅前の風景が新しくなる一方で、そこには長い時間をかけて積み重ねられてきた歴史があります。「HIGIRI LABO」は、そんな街の記憶を伝える場所の一つにもなりそうです。

100年以上続く「ひぎりやき」が、新しいものづくりへ

澤井本舗の「ひぎりやき」は、大正時代から続く松山の名物です。長年受け継がれてきた味は、地元の人々に親しまれてきました。

今回の「HIGIRI LABO / gallery」は、ひぎりやきの歴史を紹介するだけの場所ではありません。公式Instagramのプロフィールには「gallery / pop-up / workshop」と記され、「ものづくりの理由を研究する場所」というコンセプトが掲げられています。ひぎりやきにまつわる商品「オヒギリgoods」も紹介されています。伝統ある菓子づくりを続ける一方で、展示やワークショップなどを通じて、新しいものづくりや人との出会いを生み出していく。そんな活動の広がりを感じさせます。

看板も空間も、自分たちの手で

公式Instagramでは、HIGIRI LABOをつくり上げる過程についても紹介されています。投稿によると、運営する澤井美優さんは構想を練るところから関わり、砥部焼の看板を自ら制作。ペンキを塗り、床にも手を加えるなど、一つひとつ空間をつくり上げてきたそうです。完成イベント後の投稿では、松山市駅前の変化について触れながら、次のような思いをつづっています。

「変わらないために変わること」

これまで積み重ねてきたものを守るために変わり、これからも場所を守り育てていくために、人が集まり、考え、ものをつくり、次の時間へつないでいく。HIGIRI LABOも、そんな場所の一つになれたらという思いが紹介されています。長く続くひぎりやきの歴史と、自らの手で新しい空間をつくる姿勢。その両方が、HIGIRI LABOの特徴といえそうです。

今後は展示やポップアップ、ワークショップも

HIGIRI LABOは、一般的な店舗のように毎日決まった時間に営業する形なのか、展示やイベントごとに開かれる形なのか、現時点では詳細が明らかになっていません。公式Instagramでは、ギャラリーやポップアップ、ワークショップなどの活動が案内されており、11月末以降の利用相談受付、2027年2月以降の貸し出し開始予定について告知されています。

今後どのような展示や企画が行われるのか、気になる方は公式Instagramをチェックしてみてはいかがでしょうか。松山市駅前の新しい風景の中で、老舗のひぎりやきが始めた新たな取り組み。これまで受け継がれてきたものと、これから生まれるものが出会う場所として、今後の展開が楽しみです。

HIGIRI LABO / gallery
住所
愛媛県松山市湊町5-4-15
最寄り駅
伊予鉄道「松山市駅」(駅から徒歩1分)
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※情報は取材当時のものです。来店の際は公式情報をご確認ください。

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