中国の武漢市から広がっている新型肺炎コロナウイルス。日本国内でも感染者が出ています。松山市でも注意喚起がされていました。松山市HP、新型コロナウイルスについて。

中国の春節(旧正月)に伴う24〜30日の大型連休で訪日客の増加が予想される中、サーモグラフィー検査などで松山空港で水際対策を強化しているようです。

日本貿易振興機構愛媛貿易センターなどが発行した資料を見ると、武漢市に進出している愛媛県の企業は無いようでした。ただ中国に進出している企業は多数あり、本社が松山にある大手企業の三浦工業や井関農機は、当面の間中国への出張を禁止したり、現地に駐在している社員を帰国させる方針をとっています。

また、中国系の道後宿泊予定客のキャンセルも相次いでいるようです。観光に力を入れている松山市にとって春節時期は掻き入れ時でもあったため、経済的にかなり影響を受けそうです。

松山市のドラッグストアでも、マスクが品薄になっていました。

ですが過剰な心配は禁物です。首相官邸HPに新型コロナウイルスの情報が載っています。新型コロナウイルスは現時点では飛沫感染と接触感染が考えられているそうです。新型コロナウイルス予防に有効なのは手洗い、普段の健康管理、適度な湿度(50〜60%)です！マスクの着用は、相手に飛沫感染させないために有効ですが、予防的観点からいうとあまり効果はないようです。

まだ感染経路などわかっていないこともたくさんありますが、過剰に不安になる必要はないと思われます。インフルエンザも流行する時期ですし、普段通りの感染症対策を行いましょう。

(さこ)

前の記事へ

記事一覧へ

次の記事へ