【松山市】2020年3月14日新車両基地、貨物駅、南伊予駅が運用開始。JR松山駅周辺が大きく生まれ変わります!
現在愛媛県の都市整備として大きな予算をかけて行われているJR松山駅付近立体交差事業。新しい駅やアクセス道路が完成していたので取材してきました!
「JR松山駅付近連続立体交差事業とは」
現在松山駅は1953年に改築された駅舎で、老朽化が進んでいます。駅舎西方に運転所が併設されている関係で西口が設置できないなど、利用者には不便な構造となっています。また、松山駅付近の中心市街地・主要道路が南北に分断されており、朝夕ラッシュ時には踏切により交通が遮断されるなど、電車を利用しない人たちの生活にも支障をきたしていました。そこで、JR松山駅を中心とする約2.4km間を高架化し、市街地分断や交通渋滞を解消しようというのが事業内容です。
→JR松山駅付近連続立体交差事業についての愛媛県庁HPはこちら。
「整備事業」
・貨物駅及び松山運転所を北伊予駅–伊予横田駅間に移転
→今回ご紹介します!
・近隣複線化
・旅客ホームを含む2.4kmの高架化と8箇所の踏切切除
・西口駅前広場の整備
・東口駅前の再開発
・サクラメント通りのアンダーパス区間の埋め戻し
当初は2017年に行われたえひめ国体に合わせて完成予定でしたが、事業計画の遅れや用地取得に時間がかかり、2024年度完成予定に変更されました。
①北伊予駅改良
平成27年度に3番線の軌道及びホーム新設工事が完了しています。
②車両基地、貨物駅
平成27年度から車両基地・貨物駅内の工事にとりかかっており、2020年2月2日に完成式が行われました。運用は2020年3月14日からの予定だそうです。
車両基地には最大89両が置ける留置線など線路13本、点検作業を行う検修庫、転車台などもあります。大型トラックによる積み下ろし可能な幅25メートルのコンテナホームも作られました。合同完成式の時に中村知事は「物流面だけでなく鉄道ファン始め人を呼び込めるコンテンツになる」と強調していただけあって、かなり見応えのある施設となっています。
場所はこちら↓
③南伊予駅新設
伊予市要望により設置されました。JR四国として会社発足後5駅目の新駅で、こちらも降り鉄(全駅下車を目指すなど鉄道駅で降車して楽しむ鉄道ファン)は行きたい駅ではないでしょうか。スロープ式の出入口と自動券売機が設置されていました。こちらも運用は2020年3月14日です。
場所はこちら↓
④アクセス道路
新駅車両基地・貨物駅が松山駅から伊予市と松前町境へ移転開業するのに先立ち、既存の幹線道路(県道)から新車両基地・貨物駅へつながるアクセス道路約1.6kmが開通しています。
⑤高架区間
松山駅付近の鉄道高架化のための調査や用地取得などが進んでいます。
JR松山駅周辺は大規模な工事すぎてまだ全容がつかめませんでした。これから買収するだろう用地もまだありましたので、少しずつ進めていくのではないでしょうか。現車両基地、貨物駅もなくなりますし、高架化することで8箇所踏切がなくなります。JR高架橋の両側に幅員6mの側道を整備する予定だそうです。松山駅もバリアフリー化され、駅前も広くなりそうです。写真は松山駅西側ですが、西側駅前広場が新設されそうです。西口もできて利便性があがるかな?楽しみです。完成は2024年度予定。まだ先ですが、少しずつJR松山駅周辺が変わっていく様子を今後も号外ネットで追っていく予定です。お楽しみに!
JR松山駅はこちら↓
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