【松山市】クック・チャム椿店、2025年12月31日で営業終了。店主高齢のため23年間愛された惣菜店に幕。

松山市で長年親しまれてきた「クック・チャム椿店」が、2025年12月31日をもって閉店することが分かりました。23年間にわたり地域の食卓を支えてきた惣菜店に幕が下ろされます。

クック・チャム椿店とは

クック・チャムは1947年に大平屋として創業し、1979年新居浜市に1号店を出店しました。1998年新居浜に本社と工場が完成しています。松山市には問屋町店、三津店、道後石手店、フジグラン松山店、藤原店、桜店（小坂）、椿店があります。

手作りのお惣菜を中心に、忙しい家庭やビジネスマン、高齢者の強い味方として親しまれてきた地域密着型のお店です。煮物や揚げ物、日替わりのお惣菜など、家庭の味を大切にしたラインナップが特徴で、「今日はご飯作る時間がない」という日に重宝されていました。はなみずき通りにあり、常連客が多い店舗として知られていたのも印象的です。

閉店理由は「店主の高齢のため」

貼り紙によると、閉店は店主の高齢による決断とのこと。長年一人ひとりのお客さんと向き合いながら営業を続けてきただけに、無理をせず一区切りをつけられたのだと思います。23年という営業年数は、地域にしっかりと根付いています。私もよく利用させていただいていましたが、いつもお昼時は駐車場がいっぱいで、お客さんで賑わっていました。

年末までの営業となるため、閉店前にもう一度利用したい方は早めの来店がおすすめです。人気のお惣菜は売り切れることも予想されます。

地域から惜しまれる声も

突然の閉店ではないものの、長年利用してきた方にとっては寂しいニュースです。X（旧Twitter）などSNSでも閉店に驚き、惜しむ声が挙がっていました。

これまでの営業に感謝しつつ、最後の日まで変わらず味を楽しみたいです。