【松山市】伊予路に春を呼ぶ♪2020年のお椿さんは1月31日(金)〜2月2日(日)…交通情報や見どころなどをまとめました!
伊予路に春を呼ぶ椿まつり(椿さん、お椿さん)が伊豫豆比古命(いよずひこのみこと)神社で行われます。
2020年は1月31日(金)〜2月2日(日)の3日間!深夜0時に開門し、72時間行われる大祭です。この3日間だけで数十万の参拝者が訪れ、四国一の参拝者を誇ります。旧暦で行われるため毎年日にちが違います。ちなみに2019年は1月11日(月)から13日(水)でした。今年は週末、そして令和初のお椿さんということで、天気にもよりますが参拝者は更に多そうです
椿まつりの交通情報、見どころなどをまとめました。
①交通情報
椿神社は、通常神社の目の前と南側合わせて200台の駐車スペースがあります。
神社目の前の駐車場↓
神社南側駐車場↓
神社南側は椿まつりの間は利用できません。時間帯によりますが、神社の駐車場はまず利用できないと思ってもらってよさそう。椿まつり開催中は、近隣の空き地などに臨時の有料駐車場が多数開放され、国道沿いの至る所に案内が出ます。料金はだいたい1000円前後なので、それくらいを目処に探すといいと思います。大鳥居などが見え始める徒歩10分圏内は争奪戦になるかと思います。
椿まつり期間中伊予鉄から臨時バスが運行します。松山市駅から河原町立花駅前を経由して椿前を往復し、1日目は約10分、2、3日目は約8分ごとに運行していて便利です。運賃は松山市駅は大人320円小人160円、河原町・立花駅前は大人220円、小人110円です。市駅、椿前で発売する乗車券を買っておくこともできますが、前売り券などはないそうです。松山市駅はいよてつ髙島屋前(銀天街側より)の臨時バス乗り場をご利用ください。椿前は、降り場は眼鏡市場前に到着します。定期便も祭り期間中はこちらを利用します。通常の椿前椿前(森松方面行き)は使用しません。乗り場は椿前(リビング椿前)から乗車です。定期便は通常の停留所椿前(松山市駅方面行き)から利用できるそうです。詳しくは伊予鉄の椿まつり臨時バスのお知らせをご覧ください。
交通規制については松山市HPに載っています。椿参道(越智交差点〜はなみずき通り交差点)は2020年1月30日(木)午後1時から2月2日(日)午後11時までの間終日。また、椿参道と交差する南北の各道路2020年1月31日(金)から2月2日(日)までの午前10時から午後11時までです。国道33号線を中心に各所で交通渋滞が予想されます。
混雑が嫌、でも参拝には行きたい…という方は、臨時バスの運行がない時間帯が比較的オススメです。21時〜9時までが参拝者が落ち着く時間帯かと思われます。
②お椿さんの特殊神事
椿まつりの期間中最も参拝者が多い中日の夕刻に「お忍びの渡御」があります。神社の神輿が北土居町の金刀比羅神社まで渡御するのですが、神輿が社殿を出て楼門を通過するまで、神輿を揺する・掛け声を出すなどせず、静かに進むという非常に珍しい行事です。非常に厳粛で幻想的で、人も多いですが是非見て頂きたいです!
お忍びの渡御の際、その道筋にある家はその年の正月の飾りを焚いて神輿を迎えるという風習があります。これを合せ火または五馳走火(ごちそうび)というそうです。
もう一つ、お椿さんの特殊神事といえば、貸銭神事。神社から守り金(20円)を誰でも無条件借りることができます。翌年、倍額にして返します。一年間生業に励み、少しでも多く返せるように頑張ることを約束する意味があるそうです。椿神社のHPに詳しく載っています。
③お椿さんの手順、購入しておきたいもの
椿神社には4つの境内社があります。一番最初に参拝するのは奏者社、というのが習慣です。潮鳴栲綱翁神(しおなるたぐつなのおきなのかみ)が祭られており、伊豫豆比古命と伊豫豆比売命が舟山(本殿に上がる石段途中の左丘のこと)に船を寄せた時、厳頭に纜(ともづな)を繋ぎ、先住民の代表である潮鳴栲綱翁神が迎えられた古事により、万事取り次ぎを頂ける神とされています。舟山の中にあるということで、まず奏者社に参拝をするのだそうです。
縁起物の購入は、「熊手」「ざる」「俵」「宝船」「扇」の順です。「熊手」で運をかき集め、「ざる」で運をすくい上げ、「俵」に富を詰め込み、「宝船」に乗せて、「扇」で船を進めるために扇ぐという意味があるそうですよ。
参道には約800店の露店が並びます。参道を歩くのも楽しいんですよね〜!露店ではお椿さんでしか売っていない名物の「縁起飴」を買って帰る人が多いです。ぜひ迷ったら縁起飴を買ってみてください♪こちらは椿まつり2日前の写真です。着々と準備が進んでいました。
お椿さんが終わると春がくる、暖かくなるというのは愛媛県では有名ですよね。3日間楽しみましょう!
椿神社の場所はこちら↓