【伊予市】四国初のスキー・スノボオフトレ施設がふたみ潮風ふれあい公園に建設中!その様子を取材しました。
四国初の、スキー・スノーボードのオフトレ施設を作りたい…そんな想いでふたみ潮風ふれあい公園の何年も放置されていたソリ広場を、ジャンプ台やジブレーンに変えている人たちがいる、と知り、取材させていただきました。
ふたみ潮風ふれあい公園は、子どもたちが遊べるたくさんの遊具や、テニスコート、キャンプ場を備えた大きな公園。小高い場所にあり、伊予灘を一望できる景観が素晴らしいです。駐車場もあり、松山からも行きやすい場所。遊具の隣のソリ広場に、人工芝が張られていました。
KINGLET(キングレット)
今はなくなってしまった、東温市にあった屋内スキー場「アクロス重信」でスノーボードにはまったというキングレット代表の西村さん。ハーフパイプやゲレンデを備えた西日本唯一の屋内スキー場でしたが、2012年1月末に閉館。中予には久万スキーランドがありますが、オフシーズンにトレーニングしようと思うと、四国のスキーヤーやスノーボーダーは本州まで行かなくてはなりません。西村さん個人で、最初はボックス1本だけで自分たちが遊ぶスペースを作っていました。だんだん、「使わせてほしい」とか「もっと難易度高かったらな」などの声があがり、それなら自分たちで本気のオフトレ施設を作ってしまおう!と思ったのがきっかけだそうです。
レールとボックスは設置済み!隣のあいているところがジャンプ台になる予定で、クラウドファンディングも挑戦されていましたが、惜しくも目標金額に届かなかったそう。現在は協賛企業を募集されています。ジャンプ台はさすがに自分たちで作る、というわけにはいかず、業者さんにお願いしないといけないので資金が必要だそうです。
試しに滑っていただきました!散水して挑戦。こちらも、スプリンクラー設備がついたらもっと便利になりそう。
かっこいい!しっかり滑る~!
ジブレーンは中級者以上向けかな?と思いました。未設置のジャンプ台は誰でも飛べるような初〜中級者クラスのものになるそうです。もっともっと設備が充実していくと楽しい場所になりそう。個人的には、イベントなども開催してもらえると楽しいなと思いました。
利用料金は施設保険料も入れて2,500円とリーズナブル。金額聞いて、思わず「安っ!」と言ってしまいました。もっと値段を上げたら?といろんな人に言われます、と西村さん。たくさんの人に利用してもらいたいので、当面値段の変更はないとのこと。スキーヤーやスノーボーダーが増えれば愛媛県内のスキー場も盛り上がるのではないでしょうか。スキーやスノーボードを真剣に頑張っているお子さんがいる家庭の負担も減りそうです。そして本気で遊ぶ大人が増えるのも素敵なこと。こんな大人になりたい、大人になるのは楽しい、と思える子が増えれば、大人になって県外に出たとしても、また愛媛に戻ってきたいと思えるかもしれません。南国愛媛ですが、スキー場の立地には大変恵まれていると思います。オフトレできる施設もできれば、冬季オリンピックに出る人が現れるかも!?今は不定期土日営業ですが、2025年10月12日オープン予定。

オーナー様よりフライヤー提供いただきました
火曜、水曜、木曜は定休日で祝日は営業予定とのことです。もし興味がある方は是非行ってみてください。Instagramはこちら。賛同いただける企業さまがいらっしゃればご連絡ください。
場所はこちら↓