【松山市】クスリのアオキが四国参入!中予に進出は?他のドラッグストアとの共通点、違いなど。
「クスリのアオキ」が四国に参入するという驚きのニュースが発表されました。
クスリのアオキとは
本社は石川県で、中部・関東・近畿・東北にドラッグストアをチェーン展開しています。イオン・ウエルシア・ストアーズ(ウエルシア)を継承した「ハピコム」に加盟しており、プライベートブランドの医薬品を扱っています。今回、2024年3月1日付で、愛媛県で食品スーパーを15店舗展開するママイ(愛媛県四国中央市)の株式を33.4%取得すると発表されました。
ママイとは
ママイは新居浜に本社があり、地域密着型の食品スーパー。ママイの店舗を改装し、生鮮食品のほか調剤薬局を設ける計画で、今後は買収も視野に入っているとのこと。ママイは新居浜、四国中央、今治などの東予方面のお店が多く、中予にお住まいの方はあまり馴染みがないかもしれません。実はジョープラの中にある「フレッシュバリューラヴィ松山店」、高岡町にある「フレッシュバリュー松山店」、伊予市にある「フレッシュバリュー伊代店」がママイ母体のスーパーです。→ママイHP店舗一覧
2024年5月期の下半期には50店の新規出店を計画しているとの報道もあります。今後ママイの店舗は「クスリのアオキ」に屋号を変え、そのほとんどを生鮮フルライン+調剤併設型の店舗に転換していく計画です。クスリのアオキとしては一つの地域に複数店舗を出店するドミナント戦略をとっている点から、これを皮切りに四国に店舗を増やしていくのではと予想されますが、現在のところ発表されているのはそこまでです。
他のドラッグストアとの違いや共通点
生鮮フルラインと調剤薬局の併設ができるという点では他のドラッグストアと大きく一線を画す店舗となりそうです。ただ、ワンストップで買い物ができるという点では松山市に本社を置く「くすりのレデイ」と業態が似ています。くすりのレデイはフジ・リテイリングの関連会社で、フジと併設している店舗もあります。
北海道が地盤のツルハホールディングスの筆頭株主はイオングループ。クスリのアオキはイオン・ウエルシア・ストアーズ(ウエルシア)を継承した「ハピコム」に加盟しているため、どちらも屋号は違えどイオン系のドラッグストアとなります。品揃えなど、どのような違いが出てくるのか、くすりのレデイが強い中予にもクスリのアオキが進出してくるのか、注目です。
くすりのレデイでは、独自のレデイカードと楽天ポイントカードが併用できます。支払い方法もクレジット、電子マネー、バーコード決済など多種類ありますが、イオン系列のためWAONで支払うこともできますし、フジ・リテイリング関連会社のためフジのカードの支払いも可能。
クスリのアオキはAocaというポイントがつくのと同時に、2023年8月からTポイントが200円(税抜)につき1ポイント貯まるようになったそうです。Tポイントがつくという点はウエルシアと同じです。「どの経済圏でポイ活をするか」で、利用するドラッグストアを選ぶということになりそうです。中予にフレッシュバリューは3店舗のため、クスリのアオキになったとしても東予ほどの影響はただちにないかもしれません。しかし確実に勢力図は変わってきています。今後のクスリのアオキ、フレッシュバリューの店舗についても注目していきたいと思います。
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